藤井省三
西川満の戦後創作活動と近代日本文学史における第2期台湾ブーム
垂水千惠
台湾という身体の「再現」―真杉静枝を書くということ―
河野龍也
紀行から批評へ―佐藤春夫が台湾を描くとき―
張季琳
『文芸台湾』時代の邱永漢
大東和重
庄司総一『陳夫人』に至る道
―『三田文学』発表の諸作から日中戦争下の文学へ―
謝惠貞
『雅歌』『盛 裝』『天使』における「純粹小説論」の実践
―横光利一にとっての外地「台灣」の視点から―
郭南燕
大正博覧会「台湾館」の観方―志賀直哉を中心に―
吳翠華
童謡による植民地支配及び植民地の目覚め
―北原白秋の台湾訪問より台湾童謡募集運動を見る―
陳萱
表象の中の「日月潭」―植民地時代の日本人作家による表現から―