きみはいい子

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  • 語言:日文
  • ISBN:9784591129388
  • 頁數:319 頁
  • 出版日期:2012/05/16

ある雨の日の夕方、ある同じ町を舞台に、誰かのたったひとことや、ほんの少しの思いやりが生むかもしれない光を描き出した連作短篇集。

夕方五時までは帰ってくるなと言われ、雨の日も校庭にたたずむ生徒と新任教師との心のふれあいを描く「サンタさんの来ない家」をはじめ、娘に手を上げてしまう母親とママ友との物語、ひとり暮らしが長くなった老女と、家を訪ねてきたある男の子との物語など、胸を打つ作品を五篇収録。

人間の優しさとその優しさが生む光が、どれほど尊くかけがえのないものかをあらためて感じさせる感動作。

【帯より、宮下奈都さんコメント】

読みながら、震えた。ものすごいことが書かれている。

震え、泣き、それでも確かな希望が胸に灯る。人間を信じよう、という気持ちになる。―宮下奈都(作家)

第一回静岡書店大賞 小説部門 受賞

キノベス! 2013 第2位

第二十八回 坪田譲治文学賞 受賞

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